研究紹介

当講座では睡眠に関する研究に伝統があり、他に統合失調症などを対象とした生物学的な病態研究、精神科治療(薬物・非薬物)に関する研究、思春期精神医学、ヨーガ療法に関する研究を行っています。具体的な研究題目は以下になっています。

現在滋賀医科大学倫理審査委員会で承認を得て行われている研究(研究責任者が当講座に所属しているもの)

精神疾患の生物学的な病態研究
・染色体欠失による表現型の相違に関する研究
・精神疾患の臨床症状に関連する血中マーカーの探索
・精神疾患と診断された患者よりニーマンピック病C型を見出す標準的手法の開発と有病率調査の試み
・多施設共同研究による精神疾患関連遺伝子の探索
・統合失調症患者におけるL-セリン合成系に関連するアミノ酸の検討
・定量的温痛覚指標を用いた神経炎症メカニズムに基づくうつ病評価
・精神疾患の経過における自閉スペクトラム症傾向の影響の評価
・高齢者におけるバランスパッドを用いた立位足底知覚トレーニング中の脳活動と立位バランス機能改善との関連性-

   近赤外分光装置を用いての若年者との比較検討-

睡眠研究
・ナルコレプシー及び各種睡眠障害の感受性遺伝子の同定と機能解析
・睡眠時無呼吸症候群の治療にともなう主観的・客観的データの変化の解析
・睡眠ポリグラフ検査の後方視的解析: 自律神経機能障害と疾患重症度の解析を中心に
・レム睡眠行動障害におけるレビー小体病の進行リスクについての後方視的研究
・1Ch脳波計と睡眠ポリグラフィーとの比較検討
・精神疾患における不眠と臨床像との関連に関する研究―SEEDs Study 2のデータを利用した検討―
・終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)データを用いた向精神薬による睡眠への影響に関する研究
・質問票調査と在宅検査機器を用いた不眠とうつ病の疫学的研究
・睡眠脳波を用いたうつ病の客観的評価法の実用化に関する研究 既存データを用いたシステム評価研究 ~SEEDs

    Study 2.5~
・⼼電図解析を⽤いたてんかん発作の検知・予知・鑑別診断プログラムの開発のための研究
・心拍計と睡眠ポリグラフィーとの比較アルゴリズム開発 その2
・姿勢変化時の心拍変動解析: 自律神経障害の定量的評価の試み

精神科治療に関する研究
・電気けいれん療法(ECT)に関する多施設共同による後方視観察研究
・精神疾患合併妊婦における向精神薬の母乳移行と児への影響に関する研究
・向精神薬の治療薬物モニタリングに関する前向き観察研究
・精神科医療の普及と教育に対するガイドラインの効果に関する研究
児童青年精神医学に関する研究
・犯罪少年の精神医学的健康にかかわる実態調査
・子どもの精神病リスク早期スクリーニング・システム運用検証とリスク介入戦略の構築

ヨーガ療法に関する研究
・不眠に対するヨーガ療法の効果に関するランダム化クロスオーバー試験による基礎検討
・精神疾患患者に対するヨーガ療法の効果に関する予備的研究